貯まるかな

401k、アメリカの確定拠出型の個人年金制度の一つです。これをモデルにして、日本も企業型確定拠出年金というのを導入しました。これが退職金の代わりになります。主人の会社では何年か前から導入されました。退職金は会社が運用してくれますが、こちらは自分で運用しなくてはなりません。株価の大きな変動を見逃さないために、情報収集は欠かせません。

この制度のメリットとしては、退職金だと会社が万が一、倒産してしまった時、内部留保の場合は払って貰えない事があります。しかし確定拠出年金だと、自分の個人口座に既に積立てています。だから、もしも倒産となっても、今まで積み立てた分はなくなりません。それから、転職をしても、確定拠出年金をやめなくていい、次の会社であてがわれる口座に積立てた分を持ち運び継続できるというところ。倒産、、、退職金がなくなるというリスクは回避出来そうで良かったです。運用益が非課税。税金面でも優遇されます。

デメリットは自分で運用しなくてはいけないので、投資に慣れていない人には難しいです。会社が教育をしてくれると言っても、ちょっとした説明です。日本人は貯金が好きです。投資には馴染まない人の方が多いと思います。友人に聞いても、さっぱりわからないから元本確保型の割合を多くして選んでいる、それでも目減りしている。わからないからずっと、そのままとかの人も多いそうです。私もわかりません笑。管理コストがかかる、途中引き出しができない、のもデメリットです。

アメリカやイギリスでは、自分で運用商品を指定できない人向けに、自動的に事業主等が選んだ投資先に設定するデフォルト商品という物があります。若いうちはリスクを取りハイリターンの物で運用し、退職に近づくにつれ安全なものへとシフトして行く、ライフサイクルに合わせて運用をするというものです。日本にこそ、必要な気がします。

子供の頃から投資を知るというのがこれからは必要になりそうです。海外をお手本にするのはいいですが、強制的に導入されるのであれば、日本の国民性や、嗜好を加味した上で私達に合ったものを提供してほしいです。金融商品の勉強などしていない人の方が多いのでこの制度には無理があります。

フィデリティ、世界運用大手の会社が来年から個人向けに有料で運用助言のサービスを開始するそうです。顧客の資産を増やすことを最優先の投資助言代理業の登録を目指しています。運用助言のニーズが大きいことはわかっているのでしょう。個人と言ってもかなり資産のありそうな人向けな感じがしますが、普通の会社員や主婦でも気軽に利用出来そうな、そんなサービスを待ちたいところです。

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